広島で冬の訪れを告げる「えびす大祭」
2013.11.28 19:22
[テレビ派‐広島テレビ] 2013年11月18日のニュースで、この日から広島市の胡子神社で「えびす大祭」が始まり、商売繁盛を願う人たちで賑わっていると報じていました。
この大祭は「えびす講」とも呼ばれ、広島に冬の訪れを告げる三大祭りの一つ。神社は本通り商店街の中にあり、商売繁盛を願うお祭りとして400年以上の歴史を持つ冬の風物詩です。胡子神社には大勢の人が訪れ、神前に祈りをささげていました。
神社の周辺ではたくさんのお店が出て、お金や幸運を呼び寄せるといわれる稲穂や鮮やかな飾りをつけられた縁起物の熊手「こまざらえ」も販売されています。
熊手を買った人は、「やっぱり縁起物だから、毎年買っている」と言っていました。「世間の景気と自分の店の景気がよくなるように」と願っているという人もいます。
急に冷え込んで朝から寒い日でしたが、大祭は20日までの3日間行われ、およそ30万人の人出があるそうです。(ライター:いろはもみじ)