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大阪弁のナンセンス絵本 「うどんのうーやん」がブレイク中!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2013.11.14 17:28
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昨年8月に発売された岡田よしたかさんの絵本「うどんのうーやん」(ブロンズ新社)がブレイクし、ツイッターに「読みたい!」という声があふれている。

ネット書店のアマゾンでは絵本部門で1位。書籍総合でも9位となり現在は「在庫切れ、入荷時期は未定」になってしまった。きっかけは小学生の娘をもつお父さんのツイートだった。

「今日読んだ うどんが自分で出前に行く絵本 めっちゃ面白かった」

明るい前向きさに「ナミダが出てきます」

「うどんのうーやん」(ブロンズ新社)

「うどんのうーやん」(ブロンズ新社)

人手不足のうどん屋にきつねうどんの注文が入り、店主が「うーやん でまえや たのむでー」と声をあげる。するとうどんのうーやんが「ほな いってきますう」と出発する。うーやんが自分で、客のところに歩いていくのである。

空腹の猫に麺を食べさせて、半分に減ってしまったうーやん。出会った「そうめん」は、「かめへん かめへん そんなん まぜてしもたら わからへん」 と超適当なことを言って丼に加わる。さらにエビフライ、梅干し、絹ごし豆腐、メザシなども参加する。

途中、大きな川にぶち当たるが、うーやんは「わたるしかないやろ」とつぶやいて...。そんな展開の「ナンセンス絵本」だ。

人気の理由は、うーやんが明るく前向きなところ。アマゾンのレビューにも「こんなにがんばってやってきてくれて、ありがとう。出前の道のりを想像すると、ナミダが出てきます。今の社会にないあったかあいお話だなぁ...」といったコメントが寄せられている。

方言で読み聞かせ

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@asdsntrさんのツイートより

コテコテの関西弁とノリの良さも魅力だ。「夫婦ともに関西出身でも普段娘は居住地の言葉を話しています。しかーし、この本の読み聞かせは関西弁まるだしで読むと、娘も関西弁に~笑」という書き込みもあった。

昨年8月に出版され、一部では早くから紹介されていたが、今月に入ってネットで話題に。岡田さんは、読者も自分でも笑える絵本を作りたいという想いから、破天荒でシュールな本を作ったという。「ちくわのわーさん」「こんぶのぶーさん」などの作品も岡田さん作で、累計10万部を超えている。

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