「気持ち悪い」「いや意外と可愛い」 石川県新ゆるキャラ「ひゃくまんさん」賛否両論で盛り上がり
選考委員長「何でこの良さを気付かないのかいな!」
番組に登場した石川県議会の安居知世議員は「ゆるキャラなのに、ゆるくない。パッと見て可愛いって...言えます?」と首をかしげた。商工労働公安委員会の西田昭二委員長も「すごい奇抜なデザインだなということは思いました」と慎重な言い回しをしつつ、委員会の中で「全体の7~8割ぐらいは相当厳しい話が出ておりました」と明かす。
さらに地元民からも「後ろがダサい」「もうちょっといいのなかったのかな」「変だと思われるよ」「全体が不細工。大体ひげが気に食わない」といった辛らつな意見が上がっているようだ。
一方、地元の幼稚園で園児88人にアンケートを取ったところ、「かわいい」が62人、「かわいくない」が26人だった。意外と子供からは好評を得ているらしい。
CMディレクターで、今回のキャラクターの選考委員長を務めた石川県観光総合プロデューサーの早川和良氏は、取材に対し「何でこの良さを気付かないのかいな!」と、はがゆい気持ちをぶちまけた。「日本を代表するキャラクターに成長するんじゃないかとひそかに思っております」と、選考にはかなりの自信を持っているようだ。
谷本正憲県知事も、ひゃくまんさんと同様デザイン決定時は大いに批判を浴びた奈良県のキャラクター・せんとくんを引き合いに出し、期待をのぞかせた。
「賛否両論あっても関心を持ってもらうことが一番いいことではないでしょうか。無関心が一番いけないってことなんでね。せんとくんの例もありますからね、私は大化けすると思います」