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富山市立図書館が、CDやDVDの貸し出しをストップする理由を聞いてみた

松葉 純一

松葉 純一

2016.04.20 06:00
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「TOYAMAキラリ」内にある富山市立図書館(瀬口さん撮影、Wikimedia Commonsより)
「TOYAMAキラリ」内にある富山市立図書館(瀬口さん撮影、Wikimedia Commonsより)

「TOYAMAキラリ」という施設をご存じだろうか。富山市の中心部、西町にある地上10階、地下1階の建物で、建築家・隈研吾氏の設計により2015年8月にオープンした複合施設である。

隈研吾氏といえば、新国立競技場のデザインを手がけることでも知られ、いまもっとも注目を集める建築家だ。隈氏が設計を担当した「TOYAMAキラリ」の外壁は、ガラスとアルミ、御影石など異なる素材を格子状に組み合わせた斬新なもので、立山連峰の峰々を表現している。内装は富山県産の木材の羽板をふんだんに使用した、螺旋のような吹き抜けが特徴だ。

この「TOYAMAキラリ」の3階、4階、5階を占めるのが、富山市立図書館本館だ。同図書館から2016年4月15日に発信されたお知らせが、注目を集めている。それは「視聴覚資料貸出サービス終了のお知らせ」だ。いったいこれはどういうことなのだろう。Jタウンネット編集部は早速電話で聞いてみることにした。

「公共の図書館としての一定の使命は果たした」
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