秋葉原の謎...万世橋の「小部屋&船着き場」は何のために作られた?【後編】

秋葉原駅の近くにある「万世橋」。そのたもとになぜかある、使われていない船着き場と、小部屋。Jタウン調査隊が、その正体を探る。
【前編はこちら】
書籍などでは「トイレ」「地下鉄工事の名残り」などの説が紹介されており、探検隊もこれらを軸に調べを進めた。

ところが、ここで調査は行き詰まりを迎える。というのも、戦前~昭和期の地図などを探索したが、トイレの存在を示す資料や、地下鉄工事との関係を立証できるデータが見つからないのだ。
悩んでいた折、お話を聞くことができたのが、国土交通省・東京国道事務所万世橋出張所の鶴見剛さんだ。万世橋の歴史について、これまでいろいろと調べてきたという。