「日本一終電が遅い地下鉄」で名古屋の経済はバラ色?

2014年7月12日 06:41

[ドデスカ!-名古屋テレビ]2014年7月4日放送で、終電の延長された名古屋市営地下鉄東山線について紹介していました。

名古屋市営地下鉄(Kzaralさん撮影、Flickrより)
Nagoya Station, Nagoya City Subway

日本一遅くまで走る地下鉄となりました

名古屋市営地下鉄東山線は7月4日から終電時刻が土日を除く、金曜日および祝日の前日は45分遅くなりました。

東山線の終電時刻は栄駅で見ると、岩塚行き、星ヶ丘行きともに午前0時16分でしたが、延長となった金曜日と祝前日は午前1時1分となります。

終電の星ヶ丘駅到着は午前1時15分になるとのことで、現在日本で一番遅い地下鉄は都営地下鉄大江戸線が午前1時10分に最終駅の光が丘駅に到着します。

つまり延長になったことで名古屋の地下鉄が日本一遅くまで走る地下鉄となりました。

もっと遅くにはならないの?名古屋の街の声は?

なぜ終電を延長したのか名古屋市交通局電車運転課の水谷公晴さんにお聞きしました。

「終電時刻を延長することで栄・名駅エリアがもっと賑わい、最終的に地下鉄を利用してもらい、たくさんの乗客が見込めると期待しています」とのことです。

終電をもっと遅くすることはできないのですか?の問いに対しては「終電から始発までに、レールなどの保守点検を行っています。それには3時間40分程度が必ず必要となり、その時間を削って延長というのは翌日の安全な運行に関わることなので現時点では45分が最大です」とのことでした。

「夫が金曜日は飲んでくることが多いので、今まではタクシーに乗って帰ってきていましたが、今後は定期で帰って来れるので家計は助かります」と東山線沿線にお住まいの主婦の方や、栄で飲んでいらっしゃるサラリーマンの方は「飲みに行く人に曜日は関係ないと思うので、毎日延長して欲しい」など喜びの声が多い様子です。

ちなみ居に酒屋「ニパチ」栄広小路店のみとなりますが、7月4日(金)から7月末まで午後11時以降来店のお客様には、生ビールを1杯サービスしていただけるとのこと。

一方利用者が減るかもしれないタクシー運転手のご意見を伺ったところ「終電が延長されてもタクシーの利用はされると思うので、影響はほとんどないと考えます」とおっしゃっていました。

終電延長で驚きの経済効果も!

終電延長の経費は約1900万円で乗車料金のみでは赤字となりますが、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの内田俊宏さんによれば、名古屋にもたらす経済効果は高いとのこと。

「終電が延長されることによって、外食産業を中心に消費が増えることで年間ベースで考えると10億以上の経済効果が見込まれる。飲食費として一人当たり平均3000円くらい増える計算になる」とのことでした。

さらに終電が遅くなったからといって、飲みすぎて結局タクシーを利用したり、ホテルに宿泊するなどの可能性も予想されます。

また今年度から大企業の交際接待費の半分が非課税になるという制度で、企業の接待需要も多くなる可能性もあるそうです。

名古屋は他の地方よりもボーナスの支給も多く、伸びが高いということで名古屋の夜はますます元気になる可能性が高いと思いますともおっしゃっていました。

名古屋は昔から堅実で経済には明るいと言われます。東山線の終電延長で名古屋の夜が元気になって、他の路線や曜日への拡大になっていくと良いですね。(ライター:神谷祐美)

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