「日本一終電が遅い地下鉄」で名古屋の経済はバラ色?
もっと遅くにはならないの?名古屋の街の声は?
なぜ終電を延長したのか名古屋市交通局電車運転課の水谷公晴さんにお聞きしました。
「終電時刻を延長することで栄・名駅エリアがもっと賑わい、最終的に地下鉄を利用してもらい、たくさんの乗客が見込めると期待しています」とのことです。
終電をもっと遅くすることはできないのですか?の問いに対しては「終電から始発までに、レールなどの保守点検を行っています。それには3時間40分程度が必ず必要となり、その時間を削って延長というのは翌日の安全な運行に関わることなので現時点では45分が最大です」とのことでした。
「夫が金曜日は飲んでくることが多いので、今まではタクシーに乗って帰ってきていましたが、今後は定期で帰って来れるので家計は助かります」と東山線沿線にお住まいの主婦の方や、栄で飲んでいらっしゃるサラリーマンの方は「飲みに行く人に曜日は関係ないと思うので、毎日延長して欲しい」など喜びの声が多い様子です。
ちなみ居に酒屋「ニパチ」栄広小路店のみとなりますが、7月4日(金)から7月末まで午後11時以降来店のお客様には、生ビールを1杯サービスしていただけるとのこと。
一方利用者が減るかもしれないタクシー運転手のご意見を伺ったところ「終電が延長されてもタクシーの利用はされると思うので、影響はほとんどないと考えます」とおっしゃっていました。