自転車のカギを側溝に落とした私。取れないまま迎えた翌朝、顔見知りのおばちゃんが(岡山県・40代女性)
自転車でバス停へ
すっかり秋も深まったある日のこと。私はいつものように大慌てでバス停まで自転車を走らせました。自転車を停め、鍵を外したその時、うっかり手を滑らせて落とした鍵が、真下にあった側溝の蓋の穴にすっぽり入ってしまう、という大失態を犯したのです。覗き込んでも、真っ暗の穴の中は見えません。
時間もなく、その場は諦めバス停へ。私の様子を見たおばちゃんに事情を尋ねられました。
そしていつものように別々のバスに乗り込んだのですが、次の日の朝のこと。
なんと、おばちゃんの手には私の自転車の鍵が! 帰宅後、暗い側溝の穴の中を照らし、伸ばしたワイヤーハンガーを釣り竿のようにして、私の鍵を拾ってくれたというのです。
名前も知らない私のために、わざわざ寒く暗い中、そのような親切な行動をしてくださったおばちゃんに驚くと共に、感謝してもしきれませんでした。
それなのに私は......。