修学旅行を目前に控えたある日、「行かせてあげられない」と母 家は貧しく、私は納得したけれど...(北海道・70代以上女性)
北海道在住のSさん(投稿時:70代以上女性)は今でも小学校の修学旅行のときのことをよく覚えている。
旅行の直前、彼女は修学旅行には行けなくなったと母親に告げられた。
しかし、その数日後......。
<Sさんからのおたより>
わたしは空知地方の炭鉱町で育ちました。小学6年生のことのことです。
修学旅行が近づいていたある日、母から「行かせてあげられない」と言われました。
私は、我が家の貧しさから当然のことだと納得していたのですが、数日後、今度は、「修学旅行に行きなさい」と言われ、理由を聞かずに頷きました。
当日、学校へ行くと...
そしていよいよ当日......。修学旅行に持っていくお小遣いは300円、だけど我が家にお金は無い。1円も待たずに学校向かいました。
教室の中は楽しい雰囲気が充満していましたが、担任の先生が私をそっと呼び、皆の居ないところへ行きました。
そこで、「これ、お母さんから預かって居たよ...」と百円札2枚を渡されたのです。
私は貴重な思い出と先生の思い遣りを、頂きました。
今も時おりあの日のできごとを思い、当時の大人、母や先生の思いに感謝をしています。
そして、先生にお礼を申し上げていないことで心が痛みます。
この場をお借りして、改めて、心からお礼を申し上げます。先生から頂いた優しさを忘れません。
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