「残業を終え、夜中の横断歩道を渡っていた私。後ろからほろ酔いの大学生たちが大声で」(東京都・50代女性)
助けてもらったのに、感謝を伝えられなかった――。
東京都在住の50代女性・Oさんにはずっと後悔していることがある。
<Oさんからのおたより>
残業の帰り道で真っ青になった私。
もう10年前、40代後半のころの話です。繁忙期で残業が続いていて、その日は終電で帰宅しました。
フルタイムで働いている私は主婦でもあり、朝は5時に起きて朝食・お弁当を作り、洗濯機をまわして干し、夜ご飯の下ごしらえをしてから満員電車で出勤していました。
学生時代は運動部に所属していたし、15年前には皇居を走っていたので体力には自信があったのです。
いつもなら歩くところを
地下鉄の階段を上がり目の前の信号を見ると「青」。迷わず歩き始めました。
道幅の広い国道17号(中山道)の中央分離帯を歩いていた時に信号が点滅。
夜中なので車がおらず、普段なら道路を渡り切るまで歩いていたのですが......。
背後から「急げ~!走れ~!!」という大学生の声と足音。つられて私も思わず全力疾走。
すると、「ぶちっ」という音(聞こえた様な気がした)とともにふくらはぎに激痛が!!!
「あっ!」と声を出して一歩も動けなくなりました。
車道の真ん中で動けなくなって...
信号は赤になり遠くから車が走って来るのが見えます。するとほろ酔いの大学生2人が私の異変に気付き戻って来てくれました。
「どうしました?大丈夫ですか?」
「ふくらはぎが肉離れしたみたいです!」と答えると同時に二人は肩をかしてくれて、無事に横断歩道を渡れることができました。
その後は家族に電話をして迎えに来てもらいましたが、痛みで頭がまわらず感謝の言葉を伝えていなかったのです。
当時大学生だった君たちへ。
「あの時はありがとうございました。本当に助かりました。感謝しています。あれから私は全力ダッシュはしないことに決めました」
きっと今も心の優しい大人になっていることでしょう。紳士な君たちに幸あれ。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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