「ひとりきりで入院した産婦人科。隣の妊婦は母親と一緒で、私が陣痛に苦しんでいると...」(愛媛県・50代女性)
隣の妊婦には母親が付き添い...
隣の妊婦さんには母親が付き添っていました。
私には付き添いがおらず、7~8分おきにやってくる痛みに、できるだけ声を出さないよう一人耐えていたつもりでしたが、カーテン一枚で仕切られたお隣は嫌でもわかったに違いありません。
消灯した薄暗い病室のベッドで苦しんでいると、ふと腰があたたかくなりました。
隣の妊婦さんのお母さんが、私の腰をやさしくさすってくれていたのです。
「えっ!」と驚く私に、「うちの娘はまだそんなに陣痛きてないから大丈夫。それに3番目だし慣れてるから。それより、あなたつらそうね」と......。
その手はとてもあたたかく、大袈裟な表現でなく、本当に陣痛の痛みが半減しました。