駅のホームで全く知らない人と会話していた男性 新幹線に乗ると私の隣に座ってきて、おもむろに...(広島県・30代男性)
初対面の相手にも、親しげに話しかけられる人。
「ハイチュウ、食べる?」のひと言から会話の花が咲き、その後20年にもわたって記憶に刻まれる思い出になりました。
――広島県在住の30代男性・Tさんが若き日の思い出を語ってくれた。
<Tさんからのおたより>
大学受験のために、新幹線や特急を使って四国に行った時の帰り道の話です。広島から岡山までは新幹線、四国までは特急だったと思います。
試験を受け、帰りの電車で疲れたのと一人旅で、そわそわしていた記憶があります。
新幹線を待ちながら見たのは
岡山駅に到着し、新幹線を待っているとき、同じくらいの年齢の男子がホームで談笑していました。
「家族旅行かな」と思っていましたが、新幹線到着後、中に入ると別々の席に。
「ん?楽しげに話していたけど、家族じゃなかったんだ」
と思いました。すると、私の隣の席にその彼が着席。それが指定席だったかは覚えていません。
しばらくして、彼がおもむろに「ハイチュウ」を食べ始めました。「何味を食べてるのかな」と思っていたら、
「ハイチュウ、食べる?」
と聞いてきたのです。おもわず「うん!」と返事しましたが、私が物欲しそうな目をしていたのかと、少し恥ずかしくなりました。
ノンストップで笑いながら
彼は自分と同学年で、佐賀から大学受験のために岡山に来ていたのでした。
駅のホームで会話していた相手とは、「なんとなく話してみた」とのこと。きっと彼は人見知りもなく、誰とでも仲良くできるタイプなのかなと思いました。
当時、はなわの曲「佐賀県」が有名だったし、同学年ということもあって、広島までの1時間弱はノンストップで笑いながら彼と話していました。自分はケータイを持っていなかったので、連絡先交換とまではいきませんでしたが、「また逢えたらいいね、ありがとう」なんて話しながら、博多行の新幹線を見送りました。
あれから約20年たちますが、いまだに思い出すとほっこりします。
「元気かな」と勝手に思い出しています!絶対元気そう!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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