「夜の山道で車に乗せてくれた同世代の男性。彼との会話で鳥肌が立ったワケ」(大阪府・50代男性)
ヒッチハイクを決意するも...
スマホの道案内を頼りに21時頃まで歩いたところ、スマホが指示したルートは山道への誘導でした。山道な真っ暗です。いよいよ途方にくれました。
この時点で、朝から15時間歩き詰めの状態で、命の危険を感じたものです。意を決して、人生はじめてのヒッチハイクを決心しました。
しかし、車自体がたまにしか通らない。ましてや、暗がりの中で怪しげなおっさん。ほとんどの車は素通りしていきます。当たり前です。
諦めかけていたその時、通り過ぎた車がUターンして戻ってきてくれました。いやいや、涙が出ましたね。たぶん私と同世代の男性でした。
学生時代は千葉県に下宿されていて、バイクでツーリングする最中に多くの人にお世話になったこと等のお話をしました。娘の年齢も、ほぼ同じだと分かりました。
ここからが、不思議なご縁の話です。