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「こりゃきれいだ」「死ぬまでに行ってみたい」 朝の湖畔にそびえる〝泊まれる文化財〟の美しさに感嘆

松葉 純一

松葉 純一

2025.08.28 06:00
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朝の湖畔にそびえる秋田杉の建築

十和田ホテル・外観(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)
十和田ホテル・外観(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より、再掲)

投稿者・吉宮晴紀さんによると、十和田ホテル外観写真を撮影したのは、8月10日の朝5時ころだった。

「朝、十和田湖を車で一周しようとホテルを出ようとしたときの姿が、朝日に照らされてとてもきれいでしたので、写真に収めました。
鳥の声だけが聞こえる、静かな朝の湖畔にそびえる秋田杉の建築は、昔から変わりない美しさなのだと思います」(吉宮晴紀さん)
十和田ホテル・内装(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)
十和田ホテル・内装(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)

吉宮さんが十和田ホテルを訪ねたのは今回が初めてだった。

全国に歴史ある建物のホテルはいくつかあるが、宮大工が和風に建てたホテル建築がどのようなものか、ずっと興味があったという。

十和田ホテル・内装(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)
十和田ホテル・内装(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)
十和田ホテル・内装(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)
十和田ホテル・内装(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)
「秋田杉に覆われた外観や、趣向の凝らされた吹き抜け空間は、予想を超える精密さで驚きました」
「また部屋は意外にシンプルな和風で、ゴテゴテとした豪華さのない、建設当時のモダンなセンスによるものなのかなと思いました。内装の一部は新しいのですが、非常に丁寧に改修されているために既存部分との違和感がなく、それも大きな特徴と思いました」(吉宮晴紀さん)
十和田ホテル・階段(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)
十和田ホテル・階段(「泊まれる文化財の世界『お宿図鑑』著者」(@rninopon)吉宮 晴紀さんの投稿より)

「泊まれる文化財」にこだわる吉宮晴紀さんが、その美しさを絶賛する十和田ホテル。一度は泊まってみたい、と思った読者もいるだろう。

秋田県と青森県の県境にある十和田湖を望む宿は、車がなければかなり行きづらいが、バスで行けないこともない。

思い立ったが吉日ということで、旅の計画を立ててみては?

〒018-5511 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖鉛山 十和田ホテル

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