その狭さ、独房レベル 有馬温泉の「訳アリ」客室が超人気→なぜこんな部屋が?支配人に聞いた
温泉地にある旅館やホテルの客室といえば、ゆったり、広々とした空間を思い浮かべる人が多いだろう。
畳の部屋に、美しい景色を一望できる広い窓、そしてその窓のそばにはテーブルと椅子が置かれた板敷の広縁があって......。
しかし、いまツイッターで話題になっているホテルの一室は、そんなイメージとはかけ離れている。
日本三名泉と名高い、有馬温泉(兵庫県神戸市)の温泉街の中心地にあるにもかかわらず、だ。
これは、ツイッターユーザーのガグビーさん(@gugby_)が2021年9月7日に投稿した写真。いっしょに、
「有馬温泉名物5kで最高品質の温泉を堪能させてくれる変わりに全ての人権を剥奪され2畳の独房に収監される宿」
と、呟いている。
5k......5000円で有馬温泉に入りつつ1泊できるのは破格だが、写真を見る限り、布団を敷いただけでほとんどスペースがなくなるほど狭い部屋だ。
「独房」という表現もうなずけるが......投稿者のガグビーさんに泊まった感想を聞くと、
「温泉の質は勿論、アメニティも充実してて全く文句なしってとこっすね」
とのこと。
部屋の見た目とは裏腹に、満足度は高かったようだ。
しかし、なぜ「2畳」という、ホテルにしては思い切った狭さの部屋を宿泊プランとして提供しているのだろうか。
Jタウンネット記者は9日、ガグビーさんが泊まった「有馬ロイヤルホテル」を取材した。