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右と左、どちらに進みたい? 島根にある〝究極のY字路〟に24万人の心躍る「ワクワクする!」「最高すぎ」

松葉 純一

松葉 純一

2025.08.27 08:00
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どちらも通りたい⋯⋯悩むのも楽しいね

「海と池」(@Sea_Lake1871)さんの投稿より
「海と池」(@Sea_Lake1871)さんの投稿より、再掲

投稿者「海と池」さんは鳥取県西部の米子市民。山陰地方の道をゆるく浅く探索するのが好きだと話す。

「移動することが好きです。あまり休憩はしません。とにかく行動し続けていると、だんだんと身体全体がぼんやりしてきて、不思議と素敵な風景が見えてきます。それがうれしくて歩いています」
「道さえあれば移動できる、歩ける、そして出会いがある......だから『道という道を歩きたい』です」(「海と池」さん)

撮影場所は島根県西部に位置する大田市の、仁摩町馬路というエリアでY字路を見つけたのも、そんな風に歩いている時だった。

仁摩町馬路には「琴ヶ浜」という鳴き砂で有名な浜がある。写真右手の海が、その琴ヶ浜だ。

琴ヶ浜(写真提供:公益社団法人 島根県観光連盟)
琴ヶ浜(写真提供:公益社団法人 島根県観光連盟)

「海と池」さんはY字路にたどり着いた時の状況を、こう話してくれた。

「海岸沿いにある馬路の集落を『いいな』『いいな』と頭の中で呟きながら歩いていました」
「たまたま細路地から大通り(メインストリート?)に出た瞬間、海が目に飛び込できました。それからすぐ目の前がY字路であることに気づき、あわてて撮影(『海への道』も『Y字路』もまち歩きの定番)しました」
「帰ってから見返すと、二本の道の先が海と山で鮮やかに対比されていて、しかもどちらの道もゆるやかな下り坂になっていて、何とも吸引力がある......これは投稿して是非みんなに見てもらおう!となりました」(「海と池」さん)

「海へ行こうか/山へ行こうか」というコメントは、「自分としてはどちらかを決断して選べ、というのではなく、どちらも通りたい/通ってほしい、でも悩むのも楽しいね、ぐらいの意味合いで付けました」と語る。

「道という道を歩く」のも、旅の極意。新たな発見はそこから生まれるのかもしれない。

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