「すごい見たい、このこ」 企画展「いつもそばには猫がいた」で展示中の〝猫石像〟にネットめろめろ
江戸時代から、人と同じように供養されてきた猫
また、「いつもそばには猫がいた」では、神格化された猫に関する資料のほか、「猫供養の石碑・石像」も多く展示されている。
「猫が亡くなり、人と同じように供養することも、江戸中頃から行われてきました。猫の絵が彫られた石碑や、石像も各地に立てられました。ペット墓の前身とも言えるでしょう」
「今回の企画展では、神格化された猫に関する資料や、猫供養の石碑・石像をなるべく多く展示し、こういったことが古くは江戸時代から行われ、特に東日本に多くあるということを、多くの方に知っていただきたいと考えました」(石黒伸一朗館長)
村田町町制施行130周年・町村合併70周年記念企画展「いつもそばには猫がいた」は、9月21日までの開催。
開館時間は午前9時から午後5時。観覧料は無料だ。
会期中には「猫学シンポジウム『猫と人との多彩な関わりから』」(8月31日)や、石黒館長によるギャラリートーク(7月19日、8月2日)、石黒館長による講演会「北東北の猫神信仰と猫供養」(7月27日)、「南東北の猫神信仰と猫供養」(8月10日)といった関連イベントも実施予定。
猫好きな人も、それほどでもない人も、のぞいてみてはいかが。
青森県つがる市・高山稲荷神社の猫石像を再撮影した。立ち姿の石像は、非常に珍しい。 pic.twitter.com/XrU0Lcxzas
— ねこ太朗 (@nekotaro1601) June 19, 2025