「スゴイ!の一言」 80キロの荷物を背負い、木道を歩く――はるかな尾瀬の文化を担う「歩荷」に3.6万人感動
尾瀬の文化、歩荷という仕事
歩荷さんについて紹介した尾瀬小屋(尾瀬国立公園)のポストには3万6000件を超える「いいね」(6月23日時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「読みを知りませんでした。『ぼっか』さんと読むんですね」
「背丈よりも高い荷物を背負って、まるで『荷物が歩いているように見える』というのが『歩荷』さんの由来だと聞きました」
「山小屋まで、こうして水や食品を届けてくださるありがたい職ですね。 すてきすてき!」
「歩荷さんの身体の動かし方見てスクワットの姿勢がやっとわかったー!」
「尾瀬に鳩待峠から行ったことあるけど、 その時にも見たことあるけど、息も上がってないしスゴイ!の一言でした」
「夏が来れば重いダス」
「山小屋ってこういう人たちに支えられてるんだよね」
Xユーザーからの歩荷さんへの感動のリプライは尽きることがない。
尾瀬小屋・工藤友弘さんは、今回Xで反響を呼んだ件に関して、「日本の山域で歩荷7人が生業として活動している地域は尾瀬だけです。彼らが一端を担って来た尾瀬の文化、歩荷という仕事が幅広く世の中の人に知って頂ける貴重な機会となりました」とコメントした。
夏が来れば、はるかな尾瀬を思い出す。思い出して行った先では、「歩荷さん」への感謝の気持ちも忘れずに......。
「歩荷さん」が木道を丁寧に歩く姿は、尾瀬の自然と同じくらい美しいのだ。
私達は週6回80kgの荷物を背負って片道10kmの道のりを歩きます。はじめまして、歩荷です。 pic.twitter.com/72pyHOtad4
— 尾瀬小屋【尾瀬国立公園】 (@ozegoya) June 17, 2025