20年ほど前のKさんは、必死に息子を育てていた。
頼れる人も居ないなか、彼女がまっすぐに頑張れたのは思いがけない人々からの、手助けがあったからだという。
例えば駅で。例えば駐車場で。彼女を助けてくれたのは......。
ワンオペ育児に必死だったころ(画像はイメージ)
<Kさんからのおたより>
今年22歳になる息子が産まれて間もないころの話です。
実家から離れた場所で暮らしていた私は、子育てで誰かを頼ることは全く出来ませんでした。夫は仕事が忙しく、子育ての話すら嫌がります。それも当たり前になっていき、とにかく目の前の子供のお世話に必死の毎日でした。可愛い我が子だから、当然ですが......。