〝幻の柑橘〟が「野菜生活」になって全国へ 独特の風味でファン続出「クセになる」「美味いからみんな飲も」
「じゃばら」という食べ物をご存じだろうか。
もしかしたら、聞いたことがないという読者も、いるかもしれない。
何故ならそれは「幻」と呼ばれるほど希少なモノだからだ。
2025年1月14日、その味をお手軽に味わえる商品が全国で発売された。

それが、カゴメの「野菜生活100 和歌山じゃばらミックス」。
パッケージに描かれている果実が、「じゃばら」である。
ユズやスダチ・カボスに似た香酸柑橘の一種で、「邪(気)を払う」がその名の由来だという。
奈良県と三重県に囲まれた和歌山県の飛び地・北山村にのみ自生していたこと、生産量が少なく希少性が高いことから「幻の柑橘」と呼ばれていて、気軽には出会えない......。そう思っていたものが、なんとジュースに。
北山村でじゃばらの生産やじゃばら製品の製造・販売を行う企業「じゃばらいず北山」は商品の発売日、オフィシャルサイト「じゃばら村」の公式Xアカウント(@kitayama_jabara)で、こう呼びかけた。
「北山村のじゃばら果汁を使った『和歌山じゃばらミックス』が本日より全国発売! 北山村のじゃばらを味わったことがない方は是非」
幻の柑橘、一体どんな味なのか。筆者も早速、近所のスーパーで探して購入し、飲んでみた。