「バスもタクシーも見つからず、助けを求めた旅先の幼稚園。事情を説明すると園長が『貴女...』」(千葉県・70代以上女性)
園のインターホンを鳴らして助けを求めると...
その建物のインターホンを鳴らす。出て来てくれた女性に訳を話すと、園長先生も出て来て「貴女、そのバスが出ている所まで送ってあげなさい」と言ってくれた。
〝地獄に仏〟とはまさにこのことだ。心からほっとしたし、有り難かった。
私は彼女たちにとって、見ず知らずの人間だ。それなのにこんなにもあたたかい手を差し伸べてくれるなんて......。

3日後、今度は長崎駅前の横断歩道のない場所で途方にくれて、おろおろしていた。
すると、1人の男性に声をかけられた。
「暇だから運んであげるよ」と、私の重いスーツケースを持って、長くて高い歩道橋を登って降りてくれた。私に気を遣わせない言葉と共に、心温まる行為を贈ってくれたのだった。
九州の人達は、なんと思いやりのある人ばかりなのだろう。
1人旅のおばあさんが心からのお礼を届けたい。ありがとう。本当に助かりました。
機会があればまた九州を訪れたい。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)