「車イスでも入れるか飲食店に確認したら『大丈夫ですよ』の返事。店内に入るとカウンターの全ての椅子が...」(福島県・50代男性)
広くない通路、しかし...
ガラガラと引き戸を開けると、店の奥に向かってカウンターが続いており、通路は広くない。
しかし、そのカウンターの中に椅子が押し込まれており、車いすでも奥の座敷まで通れるように準備してくれていたことが明らかだった。
車いすを使用しているのは私の妻なのだが、このような配慮をしてくれる店に出会うことはそう多くない。そんな中、旅先で、電話帳を見て訪れたお店のこのお心遣い。とても嬉しかった。
料理とお酒もとてもおいしく、たらふくいただいた。九州の甘い醤油で食べるお刺身に驚きながらお腹を満たした。
そして何より、店のご主人と女将さんの人柄が、ほわっと温かく心を満たしてくれた。
今はもうお店を畳まれ、別の方法で地元を盛り上げていらっしゃる、Sのご主人。心からありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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