「バスで寝過ごし、窓から見える景色にパニクる小3の私。そこで見知らぬ女性に声をかけられて...」(兵庫県・50代男性)
2025.01.16 12:30
小学3年生、1人で病院に通う日々
大した情報も無い時代。親があちこち聞いてようやくたどり着いたのはバスで片道1時間のとある耳鼻科の診療所でした。
平日しか診療をしていませんので、はじめの頃は親同伴でしたが、途中から一人で通うことに。
診療所最寄りの「地場産ビル前」という停留所だけを覚えて、毎週学校帰りに通院しました。
当時の私には大冒険でしたから最初はキョロキョロしていたと思います。
しかし慣れた頃にはバスの揺れも相まってうつらうつらするように。
自分でもそれが危険だと分かっていました。それでも学校終わりで、疲れもあって......。
そして、案の定やってしまいました。終点まで寝過ごしたのです。