「父が体調不良の私を連れて行った〝まさかの店〟。注文したものも食べられない私に、女将さんが...」(岡山県・40代女性)
薄い生地に輪切りのネギ、醤油が塗られた「ねぎ焼き」
薄いお好み焼き生地に輪切りにしたネギを乗せ、醤油を塗り、丸く包んだシンプルな物。
あっさりしていたこともあり、食欲のなかった私でもスルリと食べれました。
「こっちの焼きうどんは持ち帰って、食べれるようになったら温めて食べて」
そう言って、残りの焼きうどんは容器に入れてくれました。
会計に行くと父の注文した物と焼きうどんの料金しか書かれていません。
「ネギ焼きのお金は?」と聞くと、女将さんは「何言ってんの、大丈夫」と優しく微笑みます。ねぎ焼きはサービスで出してくれていたのです。
それから病院に行き、薬をもらって帰宅。お昼を食べられたこともあり、早くに回復することができました。
今はそのお好み焼き屋さんは店長が変わってしまい、女将さんに会うこともなくなってしまいましたが、あのときは本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)