シャワーから〝噴き出す〟超巨大金魚に7.6万人驚がく 「どうやってでてきたん!?」「新手のスタンド攻撃かぁ!!?」
「瓢箪から駒」――意外なところから意外なものが出ることを意味することわざだが、まさにそんな言葉がピッタリの「金魚」が、X上に現れた。
金色のシャワーヘッドから、水と一緒に金魚が飛び出している......! どうなってるの、コレ!?
こちらは、埼玉県在住のXユーザー・シータ(@SheetaNicole)さんが2024年12月21日に投稿した1枚。
投稿には7万6000件以上のいいね(24日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「どうやってでてきたん!?」
「あ、新手のスタンド攻撃かぁ!!?」
「水から作られる魚の姿をした何らかの能力っぽい感じ」
Jタウンネット記者は24日、この摩訶不思議な「金魚」について、シータさんに話を聞いた。
「ヒレの薄さと透明感にこだわった」
シータさんは、東京都台東区のギャラリー「一色商店」(@isshikishoten)の店主を務めるレジン作家。
注目を集めた「金魚」も、実はシータさんが11月~12月にかけて制作したレジン作品だ。
「人が驚きとともに面白い、と感じるものを、自分がメインモチーフとして用いてきた金魚と共に表現できる作品を作りたいと思いました。
日常慣れ親しんだもの×それとは通常決して交わることのないもの、をもとに発想を広げていきました」(シータさん)
金魚は模型から手作り。それをもとにシリコンで型を作り、胴体を制作。ヒラヒラのひれや、シャワーから噴出する水流の一本一本も、手作業で作っていったそうだ。
「一番に(こだわった点は、)生き生きした生命の躍動感を出すこと。 そして、シャワーから水の膜に変わり金魚の形を成していく、という作品構成なので、ヒレでありながらめいっぱい水を感じる薄さと透明感にもこだわりました」(シータさん)
幻想的で、トリックアートのような遊び心も感じられる「金魚」はなんと、シータさんにとって初の大型立体作品だった。
そして、これまでで最も完成度の高い作品にもなったという。
「本当に沢山の方に見て頂けたことを嬉しく思っています! 私は万バズできない作家だと思ってたので(笑)」
と語ったシータさん。次の作品も楽しみだ。