「足の悪い私が初めて行った『ももクロ』ライブ。周囲が立ち上がる中、座ったままの私に気付いたファンが...」(宮城県・50代男性)
これが〝モノノフ〟か
何人かの方がまず私の方を見て、私が立っていないのを確認すると、すぐに周りの方々に声かけをして、しゃがんでくれたのです。
それを見た他の方達もすぐに察してしゃがんでくださって、私が座っていても見えるように配慮してくれたのです。
その光景を見た途端、「これがモノノフさんなのか」と胸が熱くなりました。
ライブが終わり駐車場まで杖をついて歩いている途中も、「お疲れさまでした」と声をかけて下さる方々がいて、ももクロのファンになって良かったと思いました。
私も含めて、障害のある方がライブを見に行くまでには大きなハードルがあると思っています。
でも、ももクロ主催のライブでは、事前に連絡すれば運営さんが対応してくださるし、ファンの気持ちも運営側と一心同体になっていることが分かって、私は今でもももクロのライブを安心して見に行くことができています。
もし最初のライブで、スタッフの方やモノノフさんの優しい行動がなかったら、多分私はライブに行くことは二度となかったでしょう。
あの時のスタッフさん、そして会場にいたモノノフの皆さん、ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)