マジで〝飛び出す〟案内板に1.8万人感心 「分かりやすくて素晴らしい」「Good Design賞あげるわ」
2024.11.16 08:00
簡易かつわかりやすい表現に感心
半球電鉄さんが「3D矢印」を見かけたのは7日の午後1時ごろ、広島電鉄広島駅でのことだ。
駅のサイン(案内看板)を見ることは、半球電鉄さんの趣味の1つ。自身の研究内容にも関連しているという。
そこで、現在リニューアル工事が進められている影響で、動線の変更などによる仮設看板が多く設置されている同駅のサインを見て回っていたところ、偶然この矢印を発見したそうだ。
「現場の判断で設置されたサインを趣味者の間では『野良サイン』といい、簡易な印刷によるものからテープで文字を構成したものまで様々なバリエーションがあるが、このような立体のものは初見。看板の設置角度を変更するよりも簡易かつわかりやすく、面白いアイデアだと思う」(半球電鉄さん)
それにしても、なぜこの部分だけ平面ではなく立体的な矢印になっているのだろうか。
記者は14日、広島電鉄(本社:広島県広島市)の社員にも話を聞いた。