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キツネでもウシでもなく、なぜ? 新潟には〝カエル〟を祀る神社があった→その歴史とは

藤本

藤本

2024.09.17 06:00
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カエルを祀るようになった経緯とは

三社神社のある場所は、かつて信濃川の河口付近にある中洲だった。

1747年、開祖・安倍玄的(げんてき)氏が中洲を開拓するにあたり、成功を願って神様を招き、創建したのが三社神社だという。

しかし開拓当時、信濃川の中洲では洪水が非常に多く、1807~8年には3度の大洪水で壊滅的な被害を受けたという。そのため、開発を諦めて土地を手放そうとしたのだが......そこで目撃されたのが、たくさんのアオガエルが元気に生息している姿だった。

「『カエルだって頑張って生息できている地域だから、我々が頑張ってこの土地を何とかしよう』と努力を重ねたそうです」(禰宜・大橋英喜さん)

その後、安倍玄的氏は自らを「玄的の青蛙」と呼んで再び奮起。開拓後、御祭神とは別に後世にこの歴史を伝えようとカエルを祀るようになった。

玄的の青蛙の石像
玄的の青蛙の石像

カエルとの深いつながりをもつ神社に、ユーザーからは

「これはお参りしてみたい...」
「カエルかわいい欲しい」
「一瞬、ハムスターが混じってる!と思ったけど金色のカエルだった」

といった声が寄せられている。

ちなみに境内には大きなカエル像のほかにも、小さいカエルの像が5匹おり、6(匹)とカエルで「幸せを迎える」とされている。

興味のある方は、カエルを探しに訪れてみては。

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