「夜に見たらちびる」「ボス戦が始まりそう」 お寺で激写された〝非現実的光景〟に8.9万人驚嘆
これから訪れる暑さを考えて、既にげんなりしている人も多いだろう。
そんなときに訪れたら、ちょっぴり背筋が涼しくなれちゃいそうな光景がX上で話題となっている。
これは2024年7月14日、名古屋市在住のXユーザーで旅を愛する写真家のはるはら(@haruhara_kun)さんが
「豊川稲荷のこのスポットマジで怖すぎる」
とつぶやきながら投稿した1枚。
画面中央には、こちらをじっと見つめてくる狐像。それ、サイズや風貌も様々なたくさんの狐像が取り囲んでいる。
どこか物々しい雰囲気が漂っており、どんなに真夏の暑いときでも、ここだけ気温が何度か低そうだ......。
その数はなんと1000体
16日、Jタウンネット記者が投稿者のはるはらさんに話を聞いたところ、この写真を撮影したのは2022年7月。場所は豊川稲荷(愛知県豊川市)の「霊狐塚」だ。
豊川稲荷では21~23年の夏、毎夜間参拝「ヨルモウデ」というイベントを実施していた。はるはらさんはその日、ヨルモウデの下見のため、豊川稲荷を訪れていたという。
「実際には写真に映っているよりも更にたくさんの狐がいて、またこの霊狐塚に至る道にも多くの狐と旗がひしめく様にたっており、まるで現実ではないかのような雰囲気に圧倒されました」(はるはらさん)
豊川稲荷の公式ウェブサイトによれば、この霊狐塚は、もとは納めの狐像を祀る場所だったそう。現在では、祈願成就の御礼として奉納された大小あわせ、1000体にものぼる多くの「お狐さん」が祀られているそうだ。
「この場所は少し暗く、奥の狐まですべてにピントを合わせようと絞りを絞るとすぐにブレてしまい、苦戦しました」(はるはらさん)
はるはらさんの投稿に対し、X上では8万9000件を超える「いいね」のほか、こんな声が寄せられている。
「夜に見たらちびるやつ」
「夜中行ったら1体くらい動いてそう」
「なんか出てくるなコレは...」
「すご!!!かっこよ!」
「ボス戦が始まりそうな雰囲気...」
「こわいかなー?むしろ神秘的だと思う」
豊川稲荷
〒442-8538 愛知県豊川市豊川町1番地https://www.toyokawainari.jp/
【霊狐塚】
もとは納めの狐像を祀る場所でしたが、祈願成就の御礼として御信者の奉納された大小、多くのお狐さんがお祀りされており、その数はおよそ一千体にものぼります。
御奉納をご希望される方は、霊狐塚近くの千本幟受付にて、お尋ねください。(公式サイトより引用)
(7月21日1時30分編集部追記)記事初出時、見出しに一部誤りがありましたので、修正しました。