「鮎の塩焼き」に8.8万いいねの大反響 おいしそうだけど...人々を驚かせたのは〝サイズ感〟
夏の風物詩・鮎。X上で、その"塩焼き"が9万件に迫る「いいね」を集めて話題となっている。
そんなに注目を浴びるほどの塩焼き、一体どんなものなのか?
まずは画像をご覧いただこう。
しっかりと焼き目がついていて、塩加減も絶妙で美味しそう。画面上からもいい匂いが漂ってきて食欲をそそる鮎の塩焼きだ。
だが、ちょっと待ってほしい。
塩焼きの串を持っているのって、もしかして親指? そんな小さい鮎がいるの!? とびっくりしてしまうが、そうではない。
2024年7月7日、Xユーザーのこるは(@kasuga_maru)さんは画像と共にこう呟いている。
「粘土で作った鮎の塩焼きのつもりです☆」
なんと、これ、粘土で出来た"作品"なのだ。り、リアルすぎる......。
最初は「ヤマメ」を作り...
こるはさんは、岩手県在住のミニチュア作家。
樹脂粘土や透明粘土などを使い、手のひらサイズのミニチュアを作っている。
10日、Jタウンネット記者の取材に応じたこるはさんによると、この鮎の塩焼きはリクエストを受けて制作した物。
先にヤマメの塩焼きのミニチュアを制作した際、「鮎も作ってほしい」と要望があり、2日ほどかけて生み出したという。
特にこだわったのは、「美味しそうな焼き色」。
「もっと捻りをいれて踊ってる感じにしたかったのですが難しかったです」(こるはさん)
現時点で凄すぎるのに、さらなる高みを......!? 感服するしかないこるはさんの作品には8万8000件を超える「いいね」(10日夕時点)のほか、
「この塩加減が絶妙ですね 美味しそうです」
「完全に本物!」
「焼いた香りまで届いてきそう」
「このサイズでも良い出汁が出そう」
「普通に本物だと思いました」
といった反応も寄せられている。多くの人が、食欲を刺激されたようだ。
こうした反響を受け、こるはさんは次のようにコメントした。
「たくさんの方からいいねやコメントをいただき、たいへん驚くとともに感謝の気持ちでいっぱいです。 これからの励みにして制作を続けたいと思っています」