「忘れかけてたのにやめてくれよ...」 中学時代のトラウマ描いたマンガに古傷疼く〝同志〟続出
「中学時代のこれがトラウマなんだって話を友達にしても誰もわかってくれない」
そんな切実な呟きと共に投稿されたエッセイ漫画が、X上で注目を集めている。
「誰もわかってくれない」とのことだが......一体、どんなトラウマエピソードなのだろうか?
作者は、Xユーザーで学生のSN(@zigzagspark6)さん。2024年6月18日に投稿したのは、自身の実体験を基にした2コマ漫画だ。
同じ教室の「陽キャラ」な生徒を眺めていたSNさん、彼らのギャグがツボに入り思わず「ふふっ...」と笑ってしまった。
自分と無関係な場所で誰かが言ったギャグに吹き出してしまう、というのはままあることだし、これだけなら特にトラウマにはならなさそう。
しかし、問題は、SNさんの隣に座っていた女子生徒がその後に起こした行動だった。
「静かに暮らしたいだけなのに」
「あ! 見て!」
「いまSNくんが笑った!」
SNさんが笑ってしまった瞬間を見ていたらしい隣席の女子生徒は、その事実を大声で周りに知らせ始めたのだ。
これにはSNさんも困惑を隠せず、頬に冷や汗を流している。
Jタウンネット記者が20日、当時の心境を聞いてみると、SNさんはこう振り返った。
「自分は静かに暮らしたいだけなのに、些細なことでクラス中の注目を浴びることになるのがストレスだった。
注目を浴びたところで特に大した芸も出来ないし、さながら蛇に睨まれた蛙のようになってしまう」
女子生徒にも悪気はなかったのかもしれないが......目立つことがあまり得意ではない人にとっては、たしかにこの状況は辛いかもしれない。
SNさんが「誰にもわかってもらえない」と呟いたのとは裏腹に、このトラウマ体験談にはX上で3.6万のいいね(6月21日昼時点)のほか、こんな共感の声が寄せられている。
「忘れかけてたのにやめてくれよ...(絶望)」
「わかる。笑わないヤツと思われてる」
「似たようなことあるからわかる。小中は笑わないように常に無表情貫いてた」
「これを言われると目立ちたくないからさらに笑わなくなるし喋らなくなるのよね...」