「ひと気のない道を女子高生ひとりで帰宅。少し離れたところから若い警官が付いてきて...」(大阪府・60代女性)
自転車に乗ったお巡りさんが少し後ろを...
クラブが終わると、周りに誰もいないのを見て素振りをしながら帰宅。
そのある日も同じように素振りをやりながら歩いていると、少し離れた後ろに自転車に乗ったお巡りさんの姿がチラと見えました。
私の帰り道は、緩やかな広い坂道がずっと続いています。緩やかと言っても登りは自転車だと立ちこぎしないと結構しんどいですが、まぁお巡りさんも何かの用事だろうと気にもとめず、ラケット振り回しながら帰りました。
暫くして家に着いて門を閉めようとすると、それを確認したお巡りさんはいま来た道を下っていきました。私の帰宅を確認して安心したような感じで......。
「あれ?私が無事に帰るか見守るために、後ろを付いて来てくれてたの?」
と思いました。
駅から商店街を抜けて上り坂が始まる所に派出所があったので、そこの若いお巡りさんだと思います。
手を降ることもありがとうも言わず、玄関入るともうすっかりそのことは忘れてしまっていましたが、大人になってからたまに思い出すことがあります。
あの若かったお巡りさんももう80歳前後じゃないかな。
お元気ですか? あの時はどうもありがとうございました!
あの時の高校1年生もすっかりオバアサンになりました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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