このハラスメントなら受けたいです! お猫様、仕事中の飼い主にとんでもない「ネコハラ」かます
現代社会には、パワハラやモラハラといった様々なハラスメントがある。誰かからの「○○ハラ」を受けて不快な思いをしたことがある、という読者もいるだろう。
しかし、中には受ける側をちょっと羨ましく思ってしまう、こんな「ハラスメント」もあるようだ。

こちらは、note(https://note.com/petfood_vet/)上でペットフードに関する情報を発信している神奈川県在住の獣医師・原田洋志(@petfood_vet)さんが2024年5月25日に投稿した動画だ。
「ネコハラ」というハッシュタグが添えられた動画には、茶色のフサフサした毛並みを持つネコさんが、ノートPCのモニターに前足をかけてグイグイと引っ張っている様子が映っている。
その力でPCはグラグラと揺れていて、仕事中にコレをやられたらもう大変! 全然作業に集中できないよ......。
しかもネコさんの妨害はさらに激化。ついには両方の前足でモニターに覆いかぶさって、キーボードを枕替わりにモニターの上にゴロン。完全にお寛ぎの体勢に入ってしまう。
これはまさしく「ネコハラスメント」だ! なんて羨まし......いやいや、けしからん光景なんだ。
Jタウンネット記者は27日、「ネコハラ」が行われた当時の状況について、原田さんに詳しい話を聞いた。
日常的に行われていた
原田さんの「供述」によれば、ネコハラをしてきたのはメインクーンの「ポン次郎」。15歳の男の子だ。
コトが起きたのは3月8日の午後6時ごろ、原田さんが自宅のテーブルでノートパソコンを使って仕事をしていた時のことだという。
「ポン次郎は自分のハウス(段ボール箱)で寝ていたのですが、目を覚ますと「んムー」と言ってテーブルに飛び乗ってきて、おもむろにネコハラを始めました」(原田さん)

ポン次郎さんのネコハラは今回が初めてのことではなく、原田さんがテーブルでノートパソコンを使う度にやってきては、毎回のようにPC本体をパタパタしてくるという。ただ、モニターの占拠までされたのは「さすがに初めてです」とのことだ。
「『まさか、そうくるとは......』と笑ってしまいました。飼い主のことが大好きで、かまってほしくて仕方なくなることがあるようです。そんな時は、いろいろ仕掛けてきます」(原田さん)
ポン次郎さんのネコハラは、飼い主への愛のほとばしりだったというわけだ。

その後、原田さんは仕事を再開するために10秒ほどでパソコンを避難させることに。一方のポン次郎さんは、そのまま満足げにテーブルを占領していたそうだ。
ポン次郎さんが行った「ネコハラ」の一部始終に、X上ではこんな声が寄せられている。
「これは...稀に見る強引さですね」
「倒したあとの両手スーーが好きですw」
「何をされても、結局は許しちゃいますよねー」