隣の芝が青いから... 食いしん坊サラブレッドの「草への執念」がすごい
「草への執念......」
そんな一言と共に投稿された写真が可愛すぎるとX上で話題になっている。
これは2024年5月28日、弘前大学(青森県弘前市)馬術部の公式Xアカウントが投稿した1枚。
柵からぐいーっと首を伸ばして、隣の芝生をつまみ食い......しようとしてる? 前足もぴっちりと折りたたんで、ものすごい体勢だ。どうしても草が食べたいらしい。
だがそこまでしていて、柵を乗り越えてはいないところが、偉い。馬の身体能力なら、行けそうなのに! この子はどんな子なんだろう?
Jタウンネット記者は29日、弘前大学馬術部の広報担当者に話を聞いた。
「食いしん坊であることは間違いない」
草への執念を見せていたのは、23年2月に入厩したサラブレッドのグランハート(9歳・せん馬)。
写真は、部員の1人が活動中、草をつまみ食いしようとするグランハートの姿を目撃して、撮影したものだという。
一生懸命つまみ食いをするグランハートは、やはり食いしん坊なのだろうか? 記者の質問に対し、広報担当者は
「食いしん坊であることは間違いないです。甘いものや普段の餌にも目がありません」
と教えてくれた。どうやら草だけではなく、食べ物全般が好きなようだ。
また、だいぶヤンチャで、走り回るのが大好き。人も好きで、「物怖じしない性格も少し持ち合わせてるかもしれません」。
なるほど......。そんな性格のグランハートだからこそ、草まで距離があることにも怯まず、つまみ食いしているのかもしれない。
なお、担当者いわく、このつまみ食いはしょっちゅうやっているわけではないが、「私は少なくとも3回は目撃しています」とのこと。......それって、結構常習犯なのでは?
食いしん坊なグランハートの写真にX上では、2万3000件を超える「いいね」(30日昼時点)のほか、
「さすがにかわいすぎる」
「執念すごくてわろてる」
「出ちゃダメってのは分かってるの賢い」
「馬ってこんな姿勢出来るんだww」
「隣の芝は青い」
といった反応が寄せられている。
こうした反響を受け、広報担当者は
「多くの方々に可愛い愛馬の姿を見てもらえて、すごく嬉しいです」
とコメントした。