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「飼育動物にボロボロにされたシャツ」に衝撃走る 犯人はかわいいアイツ...ギャップ伝える展示の意図は?水族館に聞く

仲久保 岳

仲久保 岳

2024.05.28 18:03
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かわいいの一歩先へ

腰にはタオルを巻いている(画像提供:サンシャイン水族館)
腰にはタオルを巻いている(画像提供:サンシャイン水族館)

では、なぜボロボロのシャツを展示しようと思ったのか?

飼育担当者は、「かわいいの一歩先」を伝えたいと語る。

「カワウソの魅力と生態や能力、現在生息数や生息地を減らしている原因へも、もっと目を向けてもらうことできればと考えています。
カワウソの語源についても、日本では『かわおそ』。川に住む恐ろしい(得体の知れない)動物とも、かつては思われていたようです」(コツメカワウソ飼育担当者)

愛らしい仕草や、小型犬くらいのサイズ感。コツメカワウソという動物は、見るからにかわいい。

パパと子供カワウソ(サンシャインシティのプレスリリースより)
パパと子供カワウソ(サンシャインシティのプレスリリースより)

だけど、それは彼らの一部分にすぎない。

もう一歩を踏みだせば、「かわいい」だけじゃないコツメカワウソの魅力に触れることができるはずだ。

5月29日(毎年5月の最終水曜日)は「世界カワウソの日」。サンシャイン水族館をはじめ、カワウソを飼育している施設の多くではイベントが開催されている。

この機会に、かわいいの一歩先へ、進んでみては?

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