10円パンならぬ「1万円パン」爆誕 新紙幣の顔・渋沢栄一ゆかりの地で...割れば中から黄金色
リアルお札サイズで中には黄金色のアレ
「おさつのお札パン」は、渋沢が晩年の約30年を過ごした東京都北区と、渋沢にゆかりある地域の特産物を扱うセレクトショップ「渋沢逸品館TSUNAGU marche」(東京都北区)が連携して行う「新1万円札発行カウントダウンプロジェクト」の一環で生まれた商品だ。
160ミリメートル×76ミリメートルと、リアルなお札サイズ。バターたっぷりのブリオッシュ生地でさつまいもの甘露煮をふんだんに使用したスイートポテトをサンドしている。
「真四角真っ平に整えながらパンが膨らまないようにつくるのは至難の業。平らにしないとお札のプリントがきれいに仕上がりません。また、焼き色がきれいなベージュ色になるよう温度管理も重要です。一筋縄ではいかないところも、職人技で出来上がった逸品です」(公式ウェブサイトより)
日本最高額の紙幣・1万円札の姿を背負うだけあって、味にも見た目にもこだわっているようだ。
それに「おさつ」を食べるだなんて、何だか金運も上がりそう。
同店では1万円のパンの他にも、渋沢のトレードマークであるシルクハットとステッキをモチーフにした「シルクハットのあんぱん~北海道清水町あんこ~」(税込380円)と「シルクハットあんぱん~北海道清水町あんことバター~」(税込400円)、「素敵(ステッキ)な黒カレーパン」(税込380円)も販売。
あんパンには、渋沢ゆかりの地である北海道十勝清水町のあんこがぎっしり詰まっている。
そしてこの3点がセットになった「渋沢翁究極の3点セット"Grand Old Man Breads"」(税込1310円)も販売される。購入は、「渋沢逸品館TSUNAGU marche」のほか、同店の公式ECサイトでも可能。
新紙幣発行まで、あと3か月を切った。渋沢が晩年を過ごしたというだけではなく、新1万円札の一部も印刷する「国立印刷局」があり、「お札がうまれる街、北区」というスローガンで地域PRも行う北区で、新紙幣に思いを馳せてみては。