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三角縁神獣鏡を「踏める」...だと? 奈良・天理市のマンホールがロマンしかない

仲久保 岳

仲久保 岳

2024.03.21 21:37
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読者の皆さんは今日、何個のマンホールの蓋(ふた)を踏んだだろう。

きっとほとんどの人が意識もしていないはず。踏んだからって何も思わない。それが、マンホールの蓋である。

しかし、天理市には少し踏みづらいマンホールの蓋があるらしい。

わかる?(画像提供: 天理市上下水道局下水道課、以下同)
わかる?(画像提供: 天理市上下水道局下水道課、以下同)

梅の花の形をした市章を中心に、やたらと細かい細工が刻まれている。上下左右に人や虎、龍のようなシルエットが見え、それぞれの間にはグルグルの文様が。さらに外側はギザギザした模様で囲まれている。

古代史が好きな人は、ピンと来たかもしれない。

そう、このマンホールの蓋は邪馬台国の卑弥呼が魏の国から貰ったとものと言われる「三角縁神獣鏡」を模しているのである。

......それを知ったらなんかちょっと、通るときに意識しちゃいそう。

どうしてマンホールの蓋をこのデザインにしたのか。Jタウンネット記者は2024年3月15日、天理市を取材した。

天理市の古墳でしか出土してない「三角縁神人龍虎画像鏡」
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