圧倒的な「大自然の力」に感服 氷の翼を授かった鳥居が神秘的すぎる
大自然の力に、ただ圧倒されるしかない――そんな光景が、X上で注目されている。
2024年2月24日、長野県在住のXユーザー「山男@松本市」(@jackfromjack)さんが投稿したこの写真。翼を広げた巨大な白い鳥のような、なにかが映っている。
まるでCGのように現実味のない光景だが......これは雪と氷が張り付いた"鳥居"だ。
Jタウンネット記者が3月4日、投稿者の山男さんを取材したところ、鳥居は乗鞍岳・剣ヶ峰山頂にある乗鞍本宮頂上本社(岐阜県高山市)のもの。2018年12月25日に訪れた際、撮影した。
それまでにも冬の乗鞍岳山頂には何度か登っていて、この鳥居の樹氷を見たこともあったという山男さんだが、この時の樹氷は「別格」だったと語る。
「とても神々しかったです。あとは、無事に登頂できたことの喜びと、無事に下山ができるかの不安が入り混じった複雑な心境です」
これだけ雪がすごいとなると、無理もない。氷の形からして、風もかなり強そうだし。
ちなみに、山男さんは別の投稿によると「左から右の猛烈な風で、雪や氷が樹氷に押し付けられて、樹氷(海老の尻尾)が成長してます」とのこと。氷が伸びている側から風が吹いていたのか......。
まさに「自然が生んだ芸術品」となった鳥居に、X上では多くのユーザーが感服。8600件以上のいいねの他、こんな声が寄せられている。
「凄まじい写真ですね」
「羽ばたく鳥居初めて見た」
「なにか別の生き物になってる」
「畏怖の念を抱いてしまった」