東へ帰る人を誘惑してる... 滋賀県・菩提寺SAの「カールのポップ」に反響「マジで足元みてる」「こんなところに密売の拠点が」
全国的な人気がありながら、2017年以降は関西以西でしか販売されなくなってしまった明治のスナック菓子「カール」。
そんなカール好きの心を揺さぶるPOPがパーキングエリアに設置で発見され、X上で注目されている。
こちらはXユーザーの左衛門佐(@Saemon_485)さんが、2024年1月21日に投稿した1枚。
映っているのは、滋賀県にある名神高速道路・菩提寺パーキングエリア(PA)上り線の売り場に設置されているPOPである。
「カール」のイメージキャラクター・おじさんとケロ太が、ニコニコとした笑顔でこんなことを呼び掛けている。
「カールはこれより先(福井・岐阜・愛知方面)うってないよ!」
「ここでかっとこー!」
そう、カールの販売地域である滋賀県で、これから愛知や岐阜、福井方面に行く利用客を"誘惑"をしているのだ。
なぜだろう、「ここが最後」と言われてしまうと「買っておかねばならない」という義務感に駆られる......。もし、すでにカールを大量に買い込んで、帰る途中だったとしても、さらに買い足したくなってしまうに違いない。
POPは売上増に貢献
このPOPに対し、X上では
「マジで足元みてるな(買いたい」
「こんなところに密売の拠点が...! 看板の男性も密売人らしい風貌をしている」
「これを見た時衝撃的だったが、気がついたら両手にカールを持ってレジに並んでいた...」
と心惹かれるユーザーが続出している。
1月30日、Jタウンネット記者が菩提寺PA上り売店のショップ担当者に話を聞いたところ、話題のPOPは約3年前から設置しているそう。
「菩提寺PAより先にある黒丸PAがカールの売られている最後のPAなのですが、カールが西日本のみの販売であることから、箱買いの促進や買い忘れ等が無いようにアピールする狙いで、このPOPを考案、作成しました」(売店担当者)
効果はてきめんなようで、担当者は
「POPを見られたお客様が、『この先で売ってないなら買っていこう』と購入されることが多くなりました。また、箱買いのお客様も増えたことから、売り上げ増に貢献していると思います」
と語った。
やっぱり、「この先にない」なんて言われたら、ついつい買ってしまう。東日本在住者にとって、それだけカールは魅力的なのだ......。