本店が閉店で話題の「肉の万世」、公式サイトに衝撃コンテンツ 「戦車のペーパークラフト」がガチすぎるッ!
関東地方を中心に店舗を展開する肉料理レストランや精肉店などでおなじみの「肉の万世」。その公式サイトに、変わったペーパークラフトがあるらしい――。
2024年2月、Jタウンネット記者はそんな噂を耳にした。
いったいどんな代物なのか、ペーパークラフトに目がない記者は早速胸を躍らせながら、同サイトにアクセスしてみた。
「ちびっこあつまれ まんせいくらぶ」
ペーパークラフトは、そんな子供向けコンテンツの一部らしい。クレヨンで書かれたようなゆるさ全開の文字や、微笑むブタさん一家。なんだかとってもほのぼのとしたページである。
本当に変わったペーパークラフトなんてあるのだろうか。
制作時間は、なんと...!?
先日、2024年3月31日をもっての閉店が発表された「肉の万世」本店やその本店がある秋葉原のパノラマ、三匹のこぶた......。
webページ上には、そんな万世に関連するペーパークラフトがいくつも並んでいた。だが、それほど変わったものは見られない。
不思議に思いながらラインナップを見ていたら、突如現れたのは「万世ニンジャヘリコプター」に「ポンプ車」。なぜか、乗り物のターンに突入した。
いったいなぜ、いやでも子供は乗り物好きだから......と再度画面をスクロールしたところで、今度は、こんなものが現れた。
戦車だ。しかも、何だかやたらクオリティの高い戦車である。
名前は「万世10式戦車」。「ちょっぴりリアルな戦車だよ!」と紹介されているが......。
詳しいつくり方のページを見ると、赤く太い文字で「★ご決断(けつだん)を!」との注意書き。その下にはこんな文言が綴られている。
「このペーパークラフトの組(く)みたては、おおよそ25時間(じかん)ほどかかります」
ウソだろ......25時間!? ちびっこはもちろん、大人も裸足で逃げ出してしまいそうだ。
戦車は砲身や装甲のデザイン、細部に至るまで精緻な作りとなっていて、砲塔は回転もできるという。
おまけに巨大生物があらわれても「へっちゃら」なんだとか。これは、「ちょっぴりリアル」なんてレベルじゃねえ!
完成までは、53もの工程を踏まなければいけない。パーツの量も、気が遠くなるほど多い。
リアルな万世10式戦車。作り上げるのなら注意書きの通り、確固たる「決断」が必要になるだろう。
ほかにもあるぞ、「万世戦車」!
さらに、この戦車のペーパークラフトは「10式」だけではない。
他にも万世戦車、万世駆逐戦車、万世超重戦車と、本格的なヤツらが勢ぞろいしている。
これらももちろん、組み立てはかなり苦労しそうなのだが、だんだん全部並べてみたくなってきた......。ほかにも、「トロイの木馬」や「チャンピオンベルト」、「万世メリーゴーランド」など、謎すぎるペーパークラフトがいくつも紛れ込んでいたが、制作時間や精巧さから見ても、やはりこの戦車たちの存在感は、圧倒的だ。
やたらと気合の入った戦車のペーパークラフトに、SNS上ではこんな声も寄せられている。
「ちょっぴりリアルとは(哲学)」
「10式の熱量www」
「戦車のクオリティ高すぎて笑う」
なお、このペーパークラフトの「万世戦車」シリーズの車体には、「肉の万世」で販売されている「万かつサンド」の箱を入れなければならない。25時間かけて制作をする「決断」ができた方はまず、「万かつサンド」をゲットしよう!