バウムクーヘンを日本酒に浸した...だと? 神戸阪急「バウムクーヘン博覧会」に登場の変わり種が気になりすぎる
2024年2月28日、兵庫県の百貨店・神戸阪急で「バウムクーヘン博覧会」がはじまる。
バウムクーヘンで有名なユーハイム(本社:兵庫県神戸市)が主催し、今回で9年目を迎えるこのイベントには、全国から26ブランドが集結。北は北海道、南は沖縄まで、47都道府県の「ご当地バウムクーヘン」が一堂に会する、夢のようなイベントである。
その中でも特にオトナな雰囲気を漂わせる、変わり種バウムクーヘンを発見した。
日本酒に漬け込まれた、バウムクーヘン2種だ。
これは、農園カフェ&バウムクーヘン専門店を運営するキングファーム(本社:愛知県西尾市)と、神戸の地酒「仙介」を手掛ける泉酒造(本社:兵庫県神戸市)のコラボ商品。
きめ細かいバウムクーヘンに、「仙介 大吟醸原酒雫取り」と「仙介 純米大吟醸」をじっくりと浸透させてたことで、「究極のしっとり感」を生み出しているという。
使用される日本酒はどちらも兵庫県産の山田錦を使用。「仙介 大吟醸原酒雫取り」は、フルーティーで贅沢な味わい。「仙介 純米大吟醸」は花のような甘い香りと米の甘みを生かしたやわらかい風味。それぞれを、バウムクーヘンで堪能できる。
キングファームのプレスリリースによると、この商品は神戸の地酒を気軽に愉しんでもらおうとの思いで開発された。
「食べた瞬間、『じゅわっ』と広がるお酒の芳醇な香りとバウムクーヘンの優しい甘さをお楽しみ下さい」(プレスリリースより)
ドイツからやってきたバウムクーヘンが日本酒と組み合わさると、いったいどんなマリアージュが起きるのか......想像がつかない。
だが、バウムクーヘンの甘さと日本酒の相性はとってもよさそうだ。
2種の日本酒バウムクーヘンはそれぞれ税込500円、各800個の限定販売。
「バウムクーヘン博覧会」には、ほかにも個性豊かなバウムクーヘンがズラリ。バウムクーヘンを自分で焼けるコーナーや、バウムクーヘン型のリングを投げると「ご当地バウム」が当たるイベントも。
会場は神戸阪急本館9階の催場。期間は2月28日~3月5日(10時~20時、最終日は18時まで)。