「貯蓄ナシ・恋人ナシの社会人息子の将来が心配。親の私だって貯蓄がないのに...」 アラフィフ父の悩みに【自己防衛おじさん】持論語る
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回相談するのは、会社員のIさん(静岡県・40代男性)。
50代目前で、住宅ローンを抱えながら貯蓄する余裕はなく、とても不安。さらに、社会人の息子も貯蓄はなく、恋人もいないようで、その将来も心配だという。
そんな状況で、気持ちを落ち着けるにはどうすればいいのかと、悩んでいる。
読者のお悩み
子供の将来や、親である私たち夫婦の未来について、心配や不安があります。
子供は男の子で、社会人になっているのですが、貯蓄をせず稼いだお金は全てゲームに使い、恋人もいません。恋人がいないのはどうする事も出来ないので、せめて将来困らない為に貯蓄をして欲しいのですが全く聞いてくれません。何かあった時、お金が必要になった時を想像すると、とても安心できません。
さらに私たち夫婦も50代目前。住宅ローンもあり貯蓄をする余裕がなく、老後の事を考えると非常に不安です。収入も良いとは言えず、転職も考えましたが、なかなか難しく現状維持をしています。
なんとか生活は出来ていますが気持ち的に落ち着かない日々です。何か打開する方法は無いでしょうか。
Iさん(静岡県・40代男性)
自己防衛おじさんはIさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
何も発生していない未来を案じず「自己防衛」を
自己防衛おじさんの回答
振り返れば、人生なんとかなってきた。――多くの人はこの状態で生活しています。
人生は常にタイトロープな状態。それこそすべてが上手くいっている様な人でも、日本に住んでいる以上、自然災害の被災者となってしまえばそこからまた始めなければならないという定めを背負っています。
まだ何も発生していない未来の事を案じて生活するよりも、今日一日無事に過ごせたことに感謝をして日々生活する事をお勧めします。
人は「いざ」という時に、本気になります。
その時点で貯蓄があってもなくても、人生設計がしっかりしていてもそうでなくても、その「いざ」という時にその人の底力と丹力、真価が試されるのです。
そして、少なくとも社会人として生活されている息子さんに対し、給料の使い道にまで口を出すのは、心情的には理解できますが、いささか度が過ぎている気もします。
もし息子さんが実家住まいなのであれば、月々数万円を家に入れるようにしてもらい、預かったお金を息子さんに代わって貯金してあげるのも、上手な自己防衛なのかもしれません。
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