「空いている電車で幼い娘が泣き出した。『皆さんに迷惑よ!必死になって泣き止ませなさい!』と言われ、育児に自信がなかった私は...」(東京都・30代女性)
「おう、親指うまいか?」
「ああ、やっぱり母の言う通りなんだな......」とビクビクしていると、おじさんがベビーカーの娘を覗き込みました。そして、こう話しかけてきたのです。
「おう、親指うまいか?」
親指をしゃぶっていた娘は嬉しそうに笑い、おじさんもニコニコ笑ってくださいました。
世間は思っていたように怖いものではない。
それに気づかせてくださった、あの時のおじさんに、今も感謝しています。
ありがとうございました。
あれから5年経ち、娘もすっかりお姉さんになりました。
5年の間に、たくさんの方に助けていただき、私も自信をもって子育てできるようになりました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)