高度な読み合いが要求される!? 斬新ルール追加したオセロに反響「子供たち大盛り上がりでしょ、絶対」
オセロに"斬新なルール"を追加してしまった食いしん坊が、X上で注目を浴びている。
まずはプレイ動画をご覧いただこう。
こちらは、三重県在住のXユーザー・前川さなえ(@puninpu)さんが2024年1月22日に投稿した動画だ。
使われているのは、4×4マスのミニサイズのオセロ盤。ルールは通常の8×8マスを使う時と同じで、互いに相手の駒を自分の駒で挟んで奪い合っていく......のだが。互いが3手目を指し終わり、黒の4手目に"それ"が発動される。
なんと、黒のプレイヤーは新たに駒を置く代わりに、既に盤上にあった白の駒を「食べ」てしまった! そんな戦術アリ? というか、オセロの駒なんて食べて大丈夫なんだろうか......と思いきや。
実はこれ、駒も盤も全てがクッキーでできている「食べられるオセロ」なのだ!
食べていいのは1プレイにつき3回まで
投稿者の前川さんは、ブログ「ぷにんぷファミリー」で家族や身の周りの日常エピソードを発信している漫画家・イラストレーター。Jタウンネット記者は23日、「食べられるオセロ」について前川さんに詳しい話を聞いた。
前川さんが「食べられるオセロ」を作ったのは、以前作ったクッキーのアイシングが残っていたから。
「プレーン生地とココア生地があればオセロのコマみたいなクッキーができるな、という思いつきから、『どうせクッキーで作るなら食べてもいいルールにして遊んだらめちゃくちゃになっておもしろいかも!』となりました」(前川さん)
まず丸型で抜いたプレーン生地とココア生地の2色のクッキーをアイシングでくっつけて「駒」に。盤面の方は、大きな1枚のクッキーにアイシングで色を塗って完成させた。
ちなみにクッキーは、実際にオセロとして遊ぶことも考慮して、バターではなくオイルを使って硬めに仕上げているという。
「食べられるオセロ」は、1プレイ中に3回まで、自分の番に駒を置く代わりに相手の駒食べる「食べ」が出来るというルール。例えば、一度取られると手出しができない隅っこの駒を「食べ」て場所を開ける、といった戦術が可能なのだ。
「初めてやってみたときは、終盤ただただクッキーを交互に食べ合うだけになってしまったので、『食べ』の回数制限を設けたことでゲーム性が高まりました。やり込む程にルールが精査されていくと思います」(前川さん)
貴重な「食べ」をいつ発動させるか、相手の「食べ」はあと何回残っているか......そんな読みあいが追加され、通常のオセロよりも繊細な読み合いが必要になるかも!?
前川さんが考案した「食べ」ルールありのオセロに、X上ではこんな声が寄せられている。
「これめちゃくちゃおもしろそう。子供たち大盛り上がりでしょ、絶対」
「3回まで食べて良い、に加えて、ゲーム終了までに3回食べれなかった場合は無条件負けを加えると、いつ食べるかで悩みそう」
「お腹空いたら自軍も全部食べていい自決ルールも欲しい」
「どうしても勝てないと思ったらオセロ盤を食べてしまえば絶対に負けない」
読者の皆さんも、自分で作って遊んで食べてみては? ただし、プレイ前にはかならず手を洗うことを忘れずに!