「人類が生み出した最高の写真」 自分の仕事に「ドヤ顔」見せるビーバーが話題
プッハーー!
そんなつぶやきとともにX上に投稿されたビーバーの写真が、国内外で注目を浴びた。
なんてやりきった顔を......してやがる!
今にもポキンと折れちゃいそうなほど削られた木に前足をかけたビーバー。「ドヤァ」という音が聞こえてきそうなほど自慢げなビーバー。
彼の名は、ムクくん。ショッピングモール「トリアス」内にあるトリアスふれあい動物園( 福岡県糟屋郡久山町、運営は長崎バイオパーク)で飼育されているアメリカビーバーの男の子だ。
2023年12月4日、Xユーザーのびからった(@vibaotter)さんが自信みなぎる彼の姿を投稿したところ、1万8000を超えるいいね(12月6日時点)が寄せられるなど、多くのユーザーが反応。日本語だけでなく英語でもコメントが寄せられている。
「This is the best photo ever produced by mankind(人類が生み出した最高の写真)」
「This is how pencils are made(こうやって鉛筆は作られます)」
「he's so proud of his work(彼は自分の仕事にとっても誇りを持っている)」
「you can tell he's proud as heII. he's literally posing next to his work(彼はとても仕事に誇りを持っているのがわかる。文字通り作品の隣でポージングしているし)」
(以上、編集部訳)
言葉が違っても、ムクくんの「やりきった感」は伝わりまくっているようだ!
4日、Jタウンネット記者は、投稿者のびからったさんに撮影当時の様子を聞いた。
起きてからず~っとカジカジカジカジ...
齧っては時々手を休み、また齧るので丁度その休んだ瞬間を撮影した一枚です(びからったさん)
びからったさんはその日、大阪から日帰りでビーバー一家に会いに来ていた。
園内には同じような丸太が何本か建てられていて、ムクくんは起きてからずっと木を齧っていたそう。
「ムクくんは木を齧る時間が長く、その愛らしい姿に1日があっという間でした」(びからったさん)
4日、記者の取材に応じたトリアスふれあい動物園のスタッフによると、同園ではアメリカビーバーの6匹家族を飼育しており、飼育スペースには15本の丸太を設置しているのだが――。
「10日ほどで丸太がすべて消費されます」(同園スタッフ)
最近は消費スピードもさらに上がってきているそうで、なんとも仕事熱心なビーバーたちである。
ちなみに特に丸太をかじるのは今回話題になったムクくん、ムクくんのお母さんであるキキちゃん、兄弟のクリちゃんの3匹とのこと。
齧り好きは母方の遺伝なのかな?