これは子供が喜びそう...! 動物園に設置された「どんぐりポスト」が素敵すぎ
京都市動物園のとある取り組みがX(ツイッター)上に投稿され、反響を呼んだ。
「どんぐりPOST
拾ったどんぐりを入れてください。集めたどんぐりは動物たちに届けられます」
そんな文言が書かれた一斗缶。すでにたくさんのどんぐりが入っている。
どんぐりを拾うのが大好きな子供にも、そして動物にも嬉しいポストはX上で注目され、ユーザーからもこんな声が寄せられている。
「これはすごい素敵な取り組み」
「うちの子喜んでキャッキャとどんぐり集めるだろうなぁ~」
「子供達も嬉しいし、win-winですね」
いったい、どんな経緯でこのポストが誕生したのだろう?
Jタウンネット記者は20日、京都市動物園にポスト設置の経緯を聞いた。
今年から設置を再開
同園によると、敷地内にどんぐりポストが設置されたのは2019年10月。
20年~22年はコロナのため休止しており、今年から設置を再開したという。
「どんぐりを好む動物がおり、園内にもどんぐりがなる木がありますが、担当者だけでは拾いきれないので、来園者にも協力してもらうために設置しました」(京都市動物園)
集まったどんぐりは、リスやツキノワグマ、ゴリラなどに、どんぐりの中にいる虫はニホンキジやウズラに与えている。
収集は10月7日~12月17日の期間行われ、集まったどんぐりは合計77キロ。
保育園の遠足で訪れた園児らなどの協力の元、集めたとのことだ。
POSTに多くのどんぐりが寄せられたことを受け、 同園は
「動物たちのためにご協力いただき、ありがとうございます。
動物たちは秋の味覚を楽しんでいます。今年度のどんぐりPOSTは終了しましたが、また来年も設置されたら、野生動物たちの分も残したうえで、どんぐりPOSTにご協力をお願いいたします」
とコメントしている。園のブログによると、まだまだどんぐりはストックがあるそうで「冬の間に活用していきたいと思います」とのことだ。