深夜、建物の一室から怪しい光が漏れていた。 一体、中で何が行われているというのか。気になりすぎる写真が、X上で話題を呼んだ。 中林雅さん(@Myb_Nkbysh)提供 こちらは、大学教員の中林雅さん(@Myb_Nkbysh)さんが2023年11月13日に投稿した一枚。 いくつもの部屋が並ぶ中、1つだけが毒々しいピンク色の光を放っている。 まるで中で怪しい実験が行われているかのような雰囲気だ。 Jタウンネット記者は14日、撮影時の状況を聞いた。 「私の部屋で魔女が実験している...」 11月12日、日曜日。中林雅さんは自宅でデータ解析に没頭していたという。 そして、月曜の朝に起きるのが面倒になったため、深夜に職場へ行くことにした。そこで、建物外から自分の研究室を見ると――怪しく光っていたという。 中林さんは、そこで思った。 私の部屋で魔女が実験している... 同時に、気づいてもいた。「金曜日に帰宅前にLEDライトを消し忘れた」と。 中林さんは大学で、ボルネオ島の野生動物やイチジクの生態、日本の野生動物について研究しているという。そして、研究室内で、イチジクの仲間であるガジュマルという植物を育てている。沖縄の人には、お馴染みだろう。 外に漏れていた怪しい光は、決して、怪しい実験によるものではない。日当たりの悪い部屋でガジュマルが育つように使っている赤と青のLEDライトのものなのだ。 植物は生長するために光合成が不可欠です。 とくに、450ナメートル(ヒトの目で青色)付近と650ナノメートル(ヒトの目で赤色)付近の波長の光をよく吸収します。この波長で発光するLEDでも光合成できることが分かっています。 窓際の日当たりが悪いので、上記の波長を出すLED照明をガジュマルのために購入しました。使い始めて10日ですが、明らかに葉が大きくなりました(中林さん) 研究室で育てているガジュマル ところで、今回の投稿をみて「大麻の違法栽培」を連想した人もかなり多い。そのことについて中林さんは「驚きました」と述べ、以下のように呼び掛けた。 赤色と青色のLEDを使って室内で合法的に植物を栽培する方々は、肩身が狭い思いをしているかもしれません。 そんな植物愛好家と観葉植物を救うためにも、違法行為は断じて許さないし、すぐにやめてください(中林さん)