渋谷駅に超巨大な「一万円札」が出現→その正体は「掃除機の広告」、なぜこんなデザインに?
超巨大な1万円札が、渋谷駅に出現――。
そんな思わず目を引かれてしまう光景を、ご覧いただきたい。
駅の構内で絶大なインパクトを放っている巨大一万円札。だが、実はこれ、ただ巨大なだけではない。
右手を上げながら笑顔を浮かべた福沢諭吉は、こう話しているのだ。
「はじめまして、諭吉の掃除機と申します」
どうやら、隣にある「掃除機」を紹介しているようだ。なんともシュールである。
こちらは、プラマイゼロ(本社:東京都中央区)の家電ブランド「±0(プラスマイナスゼロ) 」が販売する掃除機「コードレスクリーナー H111」 の広告。
ところで、諭吉の掃除機って、いったいどういう意味なのだろう?
1万円の諭吉広告、掲載の理由は
同社のリリースによると、 この「コードレスクリーナー H111」 は9900円(税込)という1万円札を払ってお釣りが出る手ごろな価格が最大の魅力。
そんな製品のコスパの良さを伝えるべく、そして22年に製造が終了した福沢諭吉デザインの1万円札への名残惜しさを込め、"#諭吉の掃除機"として1万円札の福沢諭吉が自己紹介するという広告を掲載したという。
「見慣れた1万円札とは少し違ったユーモアのあるデザインにすることで、より多くの人の目に触れコードレスクリーナー H111が更に広く皆様の元へ届くようにという想いが込められています」(「プラマイゼロ」プレスリリースより)
同商品は「±0(プラスマイナスゼロ)」が今年で20周年という節目を迎えたことを記念し、感謝の想いをこめ、23年9月中旬頃から9900円という期間限定の記念価格で販売しているとのこと。
掲出場所は東横線渋谷スーパーボード(東横線 渋谷駅 地下4階)。期間は23年10月30日~11月5日まで。