「バスの中で邪魔になってるベビーカーと息子の泣き声。後悔しながら降車すると、後ろから年配の女性が...」(東京都・40代女性)
ただでさえ肩身が狭いのに、息子も泣き出して
ある日、まだ2か月ほどの長男と初めて一緒にバスに乗った時のことです。
渋谷の始発から乗車。初めは長男を乗せていたベビーカーも余裕があるくらいの乗客数で安心していましたが、途中からどんどん人が乗ってきて、幅のあるベビーカーはどう見ても邪魔。本当に肩身が狭くなってきました。
ベビーカーを畳んで抱っこするには、息子はまだ小さすぎました。早く目的地に着かないかな、とドキドキし始めていたところ......息子が泣き出したのです。
邪魔なベビーカーに赤ちゃんの泣き声。みんなさぞかし迷惑だと思っているだろう。バスに乗らなければよかった。
後悔しながらどうにか泣き止むようにトントンしても全く泣き止みません。「私が泣きたい」と思っていたところで、やっと目的地の停留所。
「すみません、すみません」と言って避けてもらいながらベビーカーを下ろしてやっと外へ。ホッとしながら歩き出したところへ、トントンと肩を叩かれました。