「義両親との関係がうまくいかず、辛い時期を過ごしていた私。電車内で若い男性を助けたら、義父が突然電話してきて...」(千葉県・50代男性)
男性は辛そうに...
「飲み過ぎかな?」とは思いましたが、直ぐに何か障害をお持ちだとわかりました。
声を掛けても返事がなく、辛そうにしておられましたので、少し無理矢理でしたが「一緒に降りましょうか」と次の海浜幕張駅でいったん降りることに。
かなり辛そうにされていたので、その方の携帯電話を借りて、唯一の履歴に残っていたお母様にご連絡することにしました。
お母様は直ぐに電話に出られました。私に対して、何度も何度も御礼を述べられ、房総方面から車で海浜幕張に迎えに来られるとのこと。駅の事務所の方にお願いすると、お迎えがいらっしゃるまで、休憩させてもらえることになりました。
私自身は帰宅途中だったので、後は駅員さんにお願いしてその場を去ったのですが、その数日後、妻の父から突然の電話があり、こう聞かれました。
「京葉線で誰かを助けたか?」
話を聞くと、その日の朝刊の投稿欄に、私の名前が書かれていたのを偶然見つけ、驚いて連絡してきたようでした。あの時のお母様が先日の出来事について投稿されていたのです。
新聞の切り抜きを自慢げにコピーして親戚に配っていたようで、恥ずかしい気持ちにもなりましたが、その後から義理の父母とも関係が急改善し、仕事にも集中できるようになりました。
新聞にご投稿頂いたことに感謝を申し上げたい気持ちでいっぱいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)